順天堂大学脳神経内科

順天堂医院脳神経内科では入局希望医師(研修医)、治験希望患者さんを募集しております


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  専門外来  

デバイス外来(DAT初診外来)

 
デバイス補助治療(Device Aided Therapy; DAT)とは?
パーキンソン病は、脳内のドパミンが足りなくなる結果、動作が緩慢になったり、関節が固くなったり、ふるえたりといった運動症状を中心に様々な症状を呈する病気です。治療の基本は薬物治療で、様々な薬剤を組み合わせながら、症状をコントロールしていくことで、元気な状態で日常生活を送ることができます。しかし、進行期では、薬が切れてしまい動きが悪くなるウェアリング・オフ現象や体が勝手に動いてしまうジスキネジアといった、「運動合併症」が生じると、薬物療法のみで症状を安定した状態にコントロールすることが難しくなることがあります。このような場合に、新たな治療選択肢となっているのが、デバイス(機械)を用いて、症状のコントロールを補助するデバイス治療(Device Aided Therapy; DAT)です。デバイス治療には、脳深部刺激療法(DBS)とレボドパ・カルビドパ経腸療法(LCIG;デュオドーパ®)がありますが、デバイスを用いた治療のためには、治療に精通した医師の診療科を超えた連携が必要とされています。



それぞれの治療法の詳細については、下記のページもご参考ください
LCIG(デュオドーパ)のページへ
DBSのページへ


脳深部刺激療法またはデュオドーパ治療を検討したい患者さんへ
デバイス治療には専門的な知識やトレーニングを必要とします。また、デバイス自体も日々進化しています。したがって、患者さん一人一人にさまざまな治療オプションがあり、それぞれ向き不向きがあります。順天堂医院では、患者さんに現在使用できるすべての治療オプションを提示しています。そのために、順天堂医院では、デバイス外来(DAT初診外来)を開設し、DBSまたはLCIGなどデバイス補助治療を希望された患者さんには、一貫してデバイス補助治療共通の評価をさせていただいています。



順天堂医院でのDAT評価は外来と入院の二つのパートに分かれます。まずDBSを希望された患者さんは、デバイス外来(DAT初診外来)を受診していただき、チームでスクリーニングを行います。そこで、明らかな適応外でないと判断した場合に、外来での評価、そして、入院での評価を行い、最終的な評価の結果、現状で考えられる治療オプション、デバイスの種類について提案し、患者さんとご家族と一緒に治療法を選択していくことになります。

DBSやLCIG(デュオドーパ)、デバイス治療を検討されている方は、まず主治医と相談のし、「難病医療支援外来」を通じて、デバイス外来(DAT初診外来)の予約をお取りください(*脳神経内科外来ではありません)。

また、DBSやLCIG(デュオドーパ)、デバイス治療が自分に向いているのか相談してみたい、受診したいけど遠方なので受診できない、地元で治療の相談ができる病院がないか相談したいなど、デバイス治療について相談について、オンラインセカンドオピニオンも行っています。ご希望の方はこちらからお申し込みください。



 
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