手術を行うことが決定した場合は、術前1週間前に入院していただき、術前の評価と内服薬の調整を行います。手術の詳細は
脳神経外科のページに紹介しています。手術後は刺激と内服の調整を行い約2週間で退院することを予定しています。退院後は約1か月に1度のペースで、外来で調整を行います。
パーキンソン病の治療は薬物治療が主体で、手術をしたら完治するというものではありません。そのため、術後の刺激の調整とお薬の調整を並行して行っていくことが重要です。当院では、脳神経内科と脳神経外科が連携しチームを形成し、術前から術後まで一貫してDBS治療に携わっています。
順天堂では、薬物療法と手術療法の利点と欠点を十分に検討して、個人個人に合わせた最善の医療を実践することを心がけています。