パーキンソン病をはじめとする神経疾患の遺伝子解析のご案内
順天堂大学脳神経内科では、パーキンソン病をはじめとする神経変性疾患の遺伝子解析をおこなっており、これまで4000例以上の解析実績があります。遺伝子解析をおこなうことで、神経変性疾患における遺伝的背景をあきらかにし、より正確な疾患への理解や、患者さんへの診療のサポートになることを目指しています。この解析は研究としておこなっておりますので、同意書などの手続きが必要です。
解析方法は次世代シークエンサーを使ったパーキンソン病および認知症関連遺伝子(合計100遺伝子)の遺伝子配列解析、MLPA法によるαシヌクレイン遺伝子とparkin遺伝子の重複や欠失の検査をおこないます。解析には3か月から6か月程度お待ちいただいておりますが、ご依頼受け付けのタイミングによってはそれ以上お時間をいただくことをご容赦ください。正式なレポートの発送をもって解析の終了とさせていただきます。それ以外の遺伝子の解析については、ご相談の上、進めさせていただきます。同意書、採取法、郵送方法につきましては、下記までお問い合わせ下さい。

この遺伝子解析は患者さんご本人やご家族から直接のご相談ならびにご依頼はできません。かならず主治医の先生からお問い合わせください。
主治医の先生からご提供いただいた臨床情報から判断し、上記遺伝子以外の遺伝子を解析させていただく場合もございます。また、新しい遺伝子変異が同定された場合や、新たな知見が得られた場合には、共同研究として進めさせていただきます。その際は、解析をご依頼された主治医の先生へご相談の上、進めさせていただきます。
患者さんの遺伝子診断をご希望の方は、下記E-mailアドレスへご連絡下さい。現在電子メールのみ受け付けとなります。できるだけ速やかに対応させていただきます。
解析費用は無料です(当方の研究費で解析致します)