順天堂大学医学部 脳神経内科

〒113-8431 東京都文京区本郷3-1-3 
TEL:03-3813-3111(大代表)

留学実績
  • Harvard University (US)
  • Mayo Clinic (US)
  • Florida University(US)
  • NIH (US)
  • UCLA (US)
  • UCSF (US)
  • Emory University (US)
  • University of London (UK)
  • University of Cambridge (UK)
  • Newcastle University (UK)
  • Calgary University (Canada)
  • Salpêtrière Hospital (France)
  • Johns Hopkins (US)
  • University of Florida

留学体験記

宮元伸和 先生

順天堂医院脳神経内科は、臨床力をしっかり磨きながら、世界を舞台にした研究にも挑戦できる環境があります。私自身、大学院を終えてから米国ボストンのマサチューセッツ総合病院/ハーバード大学医学部に留学し、脳白質再生や急性期脳梗塞の予防・治療について研究を行いました。そこでは、世界中から集まった研究者(有名雑誌のchief editorが各グループ長としてラボにいる環境)と一緒に、毎週ディスカッションを重ね、最先端の実験技術やデータの扱い方、研究の組み立て方を学びました。「無駄な実験はしない」「結果はすべて残す」「多角的に考える」――そんな当たり前のようで奥深い姿勢を、肌で感じることができました。
もちろん、留学中は英語の壁や生活面の苦労もありましたが、それ以上に得られるものが大きかったです。研究スキルや発想の広がりだけでなく、家族や仲間との時間の大切さも実感できました。ボストンでは休日にテニスをしたり、日本人留学生仲間とホームパーティーをしたり、研究室の外での交流も刺激になりました。
順天堂医院脳神経内科には、国内外で活躍してきた先輩医師や研究者が多く在籍しており、刺激的な環境が広がっています。「bench to bedside」、つまり基礎研究から臨床現場へと成果をつなげることを常に意識しながら日々取り組んでおります。将来、専門医として臨床力を高めたい方、研究者として世界に発信したい方、その両方を目指す方――どんな志でも、それを全力で後押ししてくれる仲間とフィールドがあります。ここでの経験は、きっとあなたの医師人生を大きく広げてくれるはずです。

宮元伸和 先生

MGH mainからシャトルバスで15分(渋滞すると1時間、徒歩で45分)にあるMGH East (A)。B;建物の外観、C;建物の中。2階に留学先ラボがある

宮元伸和 先生

ラボの内観:自分の机(とはいっても実験台)、培養用のフード3か所
小動物用手術台:予約が必要なのですが、毎週いっぱい。。。

宮元伸和 先生

A:居住していたところ、アーリントン ボストンの喧騒から離れ本当に田舎。通常ブルックリン等が各ラボから近いのでそちらに住む方も多いですが、なにぶん2ベットルーム縛り(子供が3人いるとそうなる)で家賃面を考えると場所がここになりました。
B:住居の裏の野球場、冬になると粉雪がつもりすべり台に。かなり寒い(-5~10度ぐらい、-15度を下回ると寒いではなく、痛くなる)

加茂晃 先生

私は2016年に順天堂大学神経学講座に入局し、パーキンソン病(PD)や脳深部刺激療法(DBS)を中心に3年間の臨床と4年間の大学院での研究を経験しました。2024年からは、米国フロリダ大学へ留学しています。ここは北米で唯一、運動障害に総合的なケアを提供し、世界最大級の患者データベースと数多くの国際的臨床試験を牽引する世界的拠点です。1年を通して温暖な気候や、安いアパートにも必ずプールやジムが付いており、快適な環境で学べます。ディズニーやユニバーサルスタジオ、全米No.1ビーチなど観光資源も豊富です。

フロリダ大学フロリダ大学

フロリダ州のビーチフロリダ州のビーチ

臨床面では外来・手術・カンファレンスに広く参加しましたが、改めて順天堂の診療レベルの高さを実感しました。研究面では、日本で培った経験を発展させ、15件を超えるプロジェクトを主導しました。研究成果はアメリカ神経学会やDBS Think Tank、DBS Leaders Forumなど米国ならではの舞台で発表し、米国の若手研究者に贈られるMelvin Yahr Clinical Research Awardも受賞しました。

Norman Fixel InstituteNorman Fixel Institute

研究所メンバー研究所メンバー

振り返れば、順天堂で特別に優秀だったわけではない私でも、日々の臨床と研究を着実に積み重ねることで、世界で通用する力を身につけられました。順天堂での経験は、国際舞台への扉を確実に開いてくれます。

DBS Think TankDBS Think Tank

Melvin Yahr Clinical Research Award授賞式Melvin Yahr Clinical Research Award授賞式

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