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順天堂医院脳神経内科では入局希望医師(研修医)、治験希望患者さんを募集しております
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〒113-8431 東京都文京区本郷3-1-3 TEL03-3813-3111(大代表) |
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脳神経内科紹介
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外来と入院
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各部門
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特殊治療
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専門外来
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卒前・卒後臨床研修
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医療関係の方へ
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めまい外来
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当科外来には、頭痛やしびれなどの症状と並んで多くの方々がめまいの症状を訴えられて来院されます。一般に、めまいの症状としては、自分自身ないし周囲が回る感じ(回転性めまい)、フワフワ感、グラグラ感(動揺性めまい)、雲の上或いは桟橋の上を歩くような感じ、頭部又は身体が一瞬ふわっとする感じ(浮動性めまい)、身体のバランスが取れず立ったり歩いたりすることが難しい感じ(平衡障害性めまい)、或いは、目の前が一瞬真っ暗になる感じ(眼前暗黒感)など様々なものがみられます。そして、こうした「めまい」症状も、常に同じとは限らず、ある時は回転性―、ある時は浮動性―などと時と場合で異なることが多いです。また、めまいの起こり方も、突然に、自然に起こる場合(自発性―)、身体を動かした時に起こる場合(体動性―)、頭の位置を換えた瞬間に起こる場合(頭位性―ないし頭位変換性―)或いは急に立ち上がった際などに起こる場合(起立性―)など様々な場合があります。また、めまいの経過についても、一瞬の場合、数時間持続する場合、或いは数日~1週間以上も持続する場合など様々です。
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めまいの種類
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こうした種々様々なめまいを慎重かつ迅速に診断をつけ治療していくことが重要であることは言うまでもありません。めまいは、耳からくるめまい「末梢性めまい」と頭(脳)からくるめまい「中枢性めまい」と大きく二つに別かれます。
「末梢性めまい」で代表的なものとしては、巷でいわば“めまいの代名詞”のように言われている「メニエール病」が挙げられます。何らかの原因(例えばストレスなど)で耳の奥(内耳)の内リンパ圧が高まることにより、蝸牛器(音を聴く装置)や三半規管(身体の動き・平衡を感知する装置)にむくみが生じ、耳閉塞感・耳鳴・難聴・めまいなどの諸症状が反復して出現してくる病気です。主に、中年(40歳代)の働きざかりの人に多くみられ、病気自体は生命の危険はありませんが、めまい発作を繰り返すうちに次第に聴力が失われていく疾患です。それから、頭位や体位を変えた時だけに一過性にぐるぐる回る特徴あるめまい発作を繰り返す「良性発作性頭位性めまい症」などもあります。この病気自体は、生命の危険はありませんが、よく似た症状が中枢性病変(脳幹・小脳)でみられる(中枢性頭位性めまい症)ことがあり、この場合は生命の危険を伴うことが間々みられる事から十分な鑑別診断が必要です。その他、「末梢性めまい」では、突発性難聴にめまいが伴う例や、前庭神経炎、或いは慢性中耳炎(特に真珠腫性中耳炎)などから内耳炎を併発しめまいが発症する場合などが多くみられます。
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一方、「中枢性めまい」では、主に小脳・脳幹部の脳血管障害、腫瘍、変性疾患、脱髄疾患などで多くみられます。小脳・脳幹部は、主に椎骨脳底動脈から枝分かれした血管によって栄養補給を受けています。従って、この動脈領域に、一旦、血管障害が起こると、小脳・脳幹部の双方に障害が発生するため、実際、小脳障害による症状と、脳幹障害による症状を厳密に鑑別することが難しい場合も多いです。但し、小脳障害(出血・梗塞)では、激しい回転性めまいや立位・歩行時にふらつき強いわりには、手足の麻痺・シビレはほとんど見られない例が多いです。一方、脳幹部は、顔面・四肢の運動・感覚を司る神経が密集して走行しているところ、脳幹障害(出血・梗塞)では、めまい症状の他に顔面・四肢の麻痺・シビレなどの症状が随伴する例が多いようです。
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めまい診断の方法
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要は、めまい診療においては、「末梢性めまい」か「中枢性めまい」を的確に鑑別診断することが重要です。そこで、脳神経内科医による詳細な問診、神経学的所見の有無のチェック、必要に応じてCT・ MRI検査など神経放射線学的所見の有無の検討などが重要となります。その上で、神経耳科学的所見の有無の検討も重要です。特に、めまい発作では目の異常な動き(眼振)がしばしば観察されます。この眼振所見によって「末梢性めまい」か「中枢性めまい」かの鑑別がある程度可能となります。例えば、「末梢性めまい」では、しばしば、左右いずれか病巣側内耳から対側方向に流れるような眼振(水平回旋混合性眼振)が多く認められます。先程の「良性発作性頭位性めまい症」では、首を回す動作でぐるぐる回るような眼振(回旋性眼振)が観察されます。一方、左を注視させると左方向に、また右を注視させると右方向に眼振が認められる(注視眼振)場合や、上下方向にみられ眼振(垂直性眼振)が認められる場合は「中枢性めまい」が疑われます。また、先程のメニエール病では、発作時には病巣側内耳に向かう眼振が、そして慢性期になると反対方向の健常側内耳に向かう眼振が観察されることから、症状の経過を的確に把握することにとても役立ちます。このように、眼振所見を観察することは、診断及び治療経過に大変役立つことからめまい外来では日常茶飯事的に検査を行っております。更に、この眼振を記録に残す電気眼振図検査(ENG検査)は、鑑別診断をつける目的以外にも、めまいの経過を追って比較検討が可能となることから大変有意義な検査法です。但、現在、当院ではこのENG検査は耳鼻咽喉科で行う検査です。そこで、必要に応じて、当科から耳鼻咽喉科にENG検査依頼し耳鼻咽喉科の先生方にも御協力頂いております。
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当科「めまい外来」では、日本神経学会より認定資格を受けた神経内科専門医であり、かつ日本めまい平衡学会より認定資格を受けためまい専門医(アクティブメンバー、評議員)が診療に携わっております。めまいのことで何かございましたら御相談下さい。
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